創立70周年記念シンポ・「中国農業の現在を知る、学ぶ」資料集が出来ました

2010年6月18日

創立70周年記念シンポ・「中国農業の現在を知る、学ぶ」資料集が出来ました。(当日参加の方には配布済み)

皆様のご協力により6月5日の農文協創立70周年・亜農交創立50周年記念シンポジウム「中国農業の現在を知る、学ぶ」が無事終了いたしました。

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2007年7月1日から、中国で初めて農協(農民専門合作社という)が合法的に位置づけられることになり、各地で結成が進んでいます。現在25万合作社。しかし、農家の力が弱く、その主たるものは大型農家あるいは農業参入企業が主導するもので、農家は土地、労力を生かせない危険もあります。それどころか、そのような合作社が主流になると、対日輸出などを企業的に追求してくる可能性もあります。

農文協が交流している鎮江市では戴庄村有機農業合作社が誕生し、農家のための農家による運営・学習と生産・加工・販売に取り組み農家所得は大きく拡大し始めています。もちろん対日輸出ではなく、地元及び周辺都市との関係性づくりが基本です。

これらのことを明らかにしたシンポでしたが、農家、農協など多数の参加が得られたことで、今後の道筋、やるべきことが見えてきた感じです。

当日の資料冊子が出来ました。ご希望の方に有料でお分けいたします。中国の現状を把握し、交流の意義を確認する上での参考にしてください。

なお、「現代農業」8月号主張も中国関連の予定です。

資料集お申し込みはこちら から(1,000円 送料400円)

70周年記念シンポジウム・中国 農業の現在を知る、学ぶ 開催のお知らせ

2010年5月13日

農文協創立70周年・亜農交創立50周年記念シンポジウム

「中国 農業の現在を知る、学ぶ―東アジア型農業の根幹 家族経営とその組織化―」を6月5日に開催します。

詳しくは日中農業交流活動のHP をご覧ください。

農文協創立70周年・亜農交創立50周年 記念シンポジウム
「中国 農業の現在を知る、学ぶ―東アジア型農業の根幹 家族経営とその組織化―」


■日程
期 日 2010年 6月 5日(土)
午 前 10:00 ~ 12:00(挨拶・報告)
午 後 13:00 ~ 17:30(報告・質疑応答・討論)
夜  17:45 ~ 19:45(懇親会)

■会場
日本出版クラブ会館 3階(150名程度)
東京都新宿区袋町6番地

■参加費
1,500円(資料代)
3,000円(懇親会費)

■趣旨
(社)農山漁村文化協会(農文協)創立70周年、(財)亜細亜農業技術交流協会(亜農交)創立50周年および農文協日中農業交流活動25周年にあたり、東アジア農業・農村発展のあり方を考える記念シンポジウムを下記のとおり開催いたします。
数千年も続いた家族経営を基本とした東アジア農業は、ここに来て様々な試練を受けるようになり、その農村社会も劇的な変化を遂げようとしています。東アジアの国々には、政治体制、発展段階および国土面積などが異なるものの、家族経営のほかに「分散錯圃」、作物栽培構造および労働力構造などについて多くの共通点があります。そのため、相互に学びあい切磋琢磨することの意義は非常に大きいです。このような姿勢で農文協と亜農交は、長年にわたり中国と農業・農村分野で農家同士をベースに様々な交流を展開してきました。
この度、中国農業の最先端で奮闘されている研究者と実践家である四人をお招きして、東アジア農業・農村の共同発展に寄与する議論を行い、日中農業交流の意義を再認識することを目指します。

主催:(社)農山漁村文化協会 /(財)亜細亜農業技術交流協会

■問い合わせ先
(社)農山漁村文化協会
日中農業交流グループ
担当:張安明・倪鏡・大竹
〒107-8668
東京都港区赤坂7-6-1
TEL.03-3585-1144
FAX.03-3585-3668
E-mail:nongye@mail.ruralnet.or.jp
URL:http: / /nongye.ruralnet .or. jp/

ご案内とお申し込みは こちら


シリーズ「地域の再生」東京新聞で小栗康平監督が絶賛!

2010年4月26日

4/26(月)東京新聞『言いたい放題』欄にて、映画監督の小栗康平氏がシリーズ「地域の再生」を評。

…学界的な学問とは無縁の、現場からの声が続くようで、面白い。…この本は地域という具体を大事にする。豊かさとは、個別なものそれぞれとの、多様な出会いにあると考えるからだろう。

大絵馬ものがたり 第4巻掲載場所をグーグルマップにアップしました。

2010年4月14日

大絵馬ものがたり 第4巻掲載場所をグーグルマップにアップしました。

現在第4巻まで刊行中の農文協70周年記念「大絵馬ものがたり」に収録している社寺の場所をグーグルマップにアップしました。

http://maps.google.co.jp/maps/mm?ie=UTF8&hl=ja&ll=35.855946,139.901708&spn=0.034087,0.055189&z=14&brcurrent=3,0×60189b955f3943ad:0×89374cc7efba088f,1

(もしくは”農文 協「大絵馬ものがたり」収録の大絵馬所在地” で検索)

ご近所の大絵馬を見に行って見ませんか?

大絵馬ものがたり 詳細はこちら

シンポジウム地域・コミュニティ・ 共同体の「未来への可能性」開催のお知らせ

2010年4月13日

地域力フォーラム

地域・コミュニティ・ 共同体の「未来への可能性」

◆基調講演 「地域の力」 内山節氏

◆日時 2010年5月9日(日)

フォーラム 13:30~19:00(開場13:15)

懇親会 19:30~21:00

◆会場 フォーラム 明治大学リバティータワー 1103教室

懇親会 明治大学別棟1階 カフェパンセ

(東京都千代田区神田駿河台1-1 JR御茶ノ水駅徒歩5分)

◆参加費 フォーラム 3000円  懇親会 2000円

◆定員 160名(申込み先着順)

「無縁社会」「オールドニュータウン」「限界集落」……人びとの社会的孤立が深刻化するいま、哲学者の内山節氏は、「関係性、共同性、結びつき、利 他、コミュニティ、そして『共同体』が未来へ向けた言葉として使われるようになってきた」と述べています(農文協『共同体の基礎理論 自然と人間の基層か ら』(「シリーズ 地域の再生」第二巻)。

また農文協が、この春創刊した「季刊地域」は、その目的をこう述べています。

「いま、政治や経済がいかにゆるごうと、『ゆるがぬ暮らし』『ゆるがぬ地域』をつくり出そうとするさまざまな実践が各地で行なわれています。本誌 は、そうした人びとや地域に学び、地域に生き、地域を担い、地域をつくろうとする人びとのための雑誌です」

地域・コミュニティ・共同体の「未来への可能性」が問われるいま、農文協は、『共同体の基礎理論』の発行、『季刊地域』の創刊、そして「農家に学ん で70年」の農文協創立70周年を記念し、かがり火発行委員会、三人委員会哲学塾ネットワークとの共催で、下記のように「地域力フォーラム」を開催しま す。

お申し込みは20100509_3(PDF)

シンポ・「ゆるがぬ暮らしを地域から」3・13(土)開催

2010年2月2日

シンポジウム「ゆるがぬ暮らしを地域から」2010年3月13日に開催!

★★ おかげさまで定員いっぱいになりました。 ★★

グローバルな危機をローカルに乗り越える――
このシンポジウムで、そもそも地域とは何か、地域はいま、何ができるのか、そして、
地域に根ざした仕事づくりについて、ともに学び、考える場として開催いたします。

==基調講演============

●農山村地域再生政策の展望と課題
小田切徳美 明治大学農学部食料環境政策学科教授

●地域で支える食と農―米の地元学「鳴子の米」プロジェクトの5年間
結城登美雄 民俗研究家

==パネルディスカッション============

○おばあちゃんに学ぶむらの仕事と暮らしづくり
桐山三智子 群馬県片品村「片品生活塾」主宰
○農産物直売所の仕事創造力
小林史麿 長野県伊那市「産直市場グリーンファーム」会長
○不動産業と両立させる60の地域貢献プログラム
野老真理子 千葉県大網白里町 大里綜合管理(株)代表取締役

■日時
2010年3月13日(土)13時開場 13時15分開始 15時45分終了
■会場名
ベルサール神田 3階会議室
〒101-0053   東京都千代田区神田美土代町7 住友不動産神田ビル
■アクセス
・「小川町駅」B6出口より徒歩2分(新宿線)/「新御茶ノ水駅」B6出口より徒歩2分(千代田線)/「淡路町駅」A       6出口より徒歩3分(丸ノ内線)/「神田駅」北口より徒歩7分(JR線)・4番出口より徒歩7分(銀座線)/「大手       町駅」C1出口より徒歩8分(半蔵門線・丸ノ内線・東西線・三田線・千代田線)
■定員     100名(申込先着順)
■参加費   1000円 (資料配布) 当日会場受付にてお支払いいただきます。会場はスクール形式です。

■申込方法 定員いっぱいになりました。

●●●0313シンポ申込(PDF)

を印刷・ご記入の上
農文協「70周年記念シンポジウム事務局」FAX03―3585―3668まで送信下さい。
折り返し、葉書で「参加証」をお送りいたします。(ご住所は必須です)

「地元学からの出発」河北新報に書評

2010年2月2日

地域の再生シリーズ第一巻「地元学からの出発」が河北新報・文化欄に書評が載りました。

河北新報2010年2月1日読書・文化欄「東北の本棚」より

地元学からの出発
結城登美雄・著

地域の良さ 見つめなおす

「徹底的に地域住民に寄り添う」のが著者の言う「地元学」の在り方。
バラバラになったものをつなぎ合わせる役目を行政に任せず、
地域の人々自身で「ぐずぐずと」進める手法を歓迎している…
…本書には著者のかかわった地域再生の取り組み事例が多く紹介されている。
読みすすめるにつれ、序章で引用されている柳田国男の
「美しい村などはじめからあったわけではない。美しく生きようとする村人がいて、
村は美しくなったのである」(「都市と農村」)という言葉が重みを持って響いてくる。

70周年記念「シリーズ地域の再生」第1巻が発刊されました。

2009年11月27日

2009年11月26日

農文協70周年記念出版「シリーズ 地域の再生」

農文協・ご愛読者のみなさまへ

〒107-8668 東京都港区赤坂7-6-1

(社)農山漁村文化協会(農文協)・全集編集部

9784540092145

「シリーズ 地域の再生」第1巻が発刊されました。

このたび農文協70周年記念出版である「地域の再生」(全21巻)の刊行がスタートしました。第1回配本は結城登美雄著『地元学からの出発 この土地を生きた人びとの声に耳を傾ける』です。

「わが地域を楽しく暮らそうとする人の目には資源は豊かに広がり、性急に経済を求める人間の目には『何もない』とみえてしまう逆説を、私たちはもう一度考え直してみる必要はないだろうか」(122p)「ひとりひとりでは『何もない』ようにみえても、集まれば、こんなにもたくさんの農産物がわが村にはある。驚きとともに、これなら朝市が実施できるとの自信がみんなの顔にあらわれてきた」(137p)

10数年前、このようにして立ち上がり、いまや全国1万3000カ所に広がった朝市や直売所は、平均売上約1億円、推計約1兆円の「地域創造産業」――いわば「ないものねだり」ではなく「あるもの探し」の地元学が具現化したものです。「地域の再生」は、『地元学からの出発』により、「地域の力」とは何かをたしかめることから出発します。

全21巻、足掛け3年にわたる刊行となりますが、「地域に生き、地域を担い、地域をつくる人びとのための実践の書」としてより役立つシリーズとなりますよう、みなさまのご指導、ご鞭撻を心よりお願い申し上げます。

全巻・ならびに詳細はこちら

◆著者:結城登美雄(ゆうきとみお)

1945年中国東北部(旧満州)生まれ。民俗研究家。山形大学人文学部卒業。宮城教育大学・東北大学大学院非常勤講師。仙台で広告会社経営に携わった後、東北各地をフィールドワーク。「地元学」の提唱や「食の文化祭」などの地域づくり活動で、1998年「NHK東北ふるさと賞」、2005年「芸術選奨・文部科学大臣賞(芸術振興部門)」受賞。著書『山に暮らす 海に生きる 東北むら紀行』(1998年、無明舎出版)『東北を歩く 小さな村の希望を旅する』(2008年、新宿書房)『地元学からの出発 この土地を生きた人びとの声に耳を傾ける』(2009年、農文協、「シリーズ地域の再生」第1巻)

みやぎの食べもの暦 結城登美雄さんの、みやぎの食にまつわる興味深いお話です。
2006年2月13日~2007年7月13日・東北放送ラジオで放送

全集編集部・甲斐よりコメント…「みやぎの」となっているが、全国(いや全世界)で聴いてほしい内容である。また「食べもの暦」となっているが、たんなるホノボノ歳時記話題ではない! 「世界の食べもの事情」「農産物直売所事情」「食と農の未来」「食と農の2007年問 題」「若者と農業」「韓国農村と食文化」など、反グローバリズム生活革命放送なのである!

地域の再生刊行記念フェア 農業書センターで開催中!

創立70周年記念全集 大絵馬ものがたり刊行!

2009年9月18日

農文協創立70周年記念全集

「大絵馬ものがたり 全5巻」の刊行が始まりました。

第一回配本 第1巻 「稲作の四季」9月末刊行です。

大絵馬01

絵馬とは、願いをかなえてくれるよう神仏に生きた馬を献上する代わりに馬の絵を書いて奉納されるもの。そのなかでも大絵馬は大きいものは畳3枚ほどのものもあり、奉納されたものは神社や寺社にながく大切に保管され、描かれている当時の文化や生活、技術などを読み取ることが出来ます。
先人の思いがこもった、資料としても第一級の映像文化財である大絵馬を全国を訪ね記録しました。

第1回の配本は「稲作の四季」いずれの大絵馬からも、豊年満作、五穀豊穣をいのる農民の願いが読み取れます。高度成長以来の機械化、近代化農業において、見ることの出来なくなった「日本稲作文化の伝統」がそこには描かれています。後世に伝えなければならない、貴重な文化遺産といえます。

芸術の秋、先人の暮らしと願いのこもった大絵馬を鑑賞してみませんか?

全巻パンフレット差し上げます。カラー4Pパンフレット

全巻のご予約はこちら

◎農文協70周年記念刊行 「大絵馬ものがたり」全5巻発刊のお知らせ◎

2009年8月25日

神様も一緒に描かれた昔の大絵馬 いま、あらためて問い直す協働の心

絵馬というと、合格祈願の小絵馬や正月の干支絵馬がおなじみですが、本全集に収録した大絵馬は、主に1~3畳もの大きな絵馬です。そこには浸種から田植え、稲刈り、脱穀、精米までの1年の農作業や漁業、酒造、商売、船運、学校、子どもの成長、祭、念仏講、伝説の人びとなどが、幸せを願う庶民の姿が生き生きと詳細に描かれています。大絵馬は当時のその地域の人々の暮らし、技術、文化を伝える一級の民俗図誌であり、美術絵画です。

本全集は、全国津々浦々の社寺を訪ね、江戸から明治、大正、昭和に奉納された大絵馬を撮影し、テーマ別に5巻に分けて集大成しました。さらに、ひとつの場面ごとに描かれた人の表情までがわかるよう。部分アップ図を多用して、奉納した人びとの「こうありたい」という願いや祈りを、わかりやすく綴り、オールカラーで見るだけで楽しい絵巻としました。

大絵馬01

たとえば上図は、福岡県うきは市諏訪神社の農耕図の田植えと田植え後のサナブリの場面です(小さいので見にくいですが、実際の本でははっきり見えます)。バックしながら植える早乙女、畦には肌をあらわにした女性が休み、白い童がカメと遊んでいます。サナブリでは相撲をとる人、樽や子どもを足で持ち上げて回す足芸をする人、上では女性とともに酒宴が開かれ、ドブロクらしき酒に顔を赤くし踊る人、嫌がる女性を誘う人など、実に楽しく描かれています。また、下図はその後の作業の場面です。草取り、稲刈り、打棚による脱穀、摺臼による籾摺り、唐箕による選別など、いまでは知る人も少なくなった作業が描かれています。

大絵馬02

いずれの作業も何人もの結いの共働仕事で、サナブリでは共に喜びを分かち合っています。みえませんが神様もこの中でいて、昔の農作業は地域の絆を強め喜び分かち合う神事でもあったのか、と思うほどです。

農業の近代化の過程で作業の多くが機械化され、結いのような共働作業は少なくなり、地域の絆も薄くなってきました。しかし、集落営農など、これからの農業は、新しい地域の絆が求められています。これからの地域のビジョンつくりに、大絵馬はさまざまな示唆を与えてくれることでしょう。(ひさき)

■刊行予定

第一回配本 第1巻 稲作の四季(20099月発売予定)

以降

第2巻 諸職の技 200911月発売予定)

第3巻 祈りの心20101月頃発売予定)

第4巻 祭日の情景

第5巻 昔話と伝説の人びと

各巻 5,250円 揃い定価 26,250円

■カラー4P内容案内進呈 ご希望の方はメールにてお申し込み下さい。