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「地元学からの出発」河北新報に書評

2010年2月2日 火曜日

地域の再生シリーズ第一巻「地元学からの出発」が河北新報・文化欄に書評が載りました。

河北新報2010年2月1日読書・文化欄「東北の本棚」より

地元学からの出発
結城登美雄・著

地域の良さ 見つめなおす

「徹底的に地域住民に寄り添う」のが著者の言う「地元学」の在り方。
バラバラになったものをつなぎ合わせる役目を行政に任せず、
地域の人々自身で「ぐずぐずと」進める手法を歓迎している…
…本書には著者のかかわった地域再生の取り組み事例が多く紹介されている。
読みすすめるにつれ、序章で引用されている柳田国男の
「美しい村などはじめからあったわけではない。美しく生きようとする村人がいて、
村は美しくなったのである」(「都市と農村」)という言葉が重みを持って響いてくる。

創立70周年記念全集 大絵馬ものがたり刊行!

2009年9月18日 金曜日

農文協創立70周年記念全集

「大絵馬ものがたり 全5巻」の刊行が始まりました。

第一回配本 第1巻 「稲作の四季」9月末刊行です。

大絵馬01

絵馬とは、願いをかなえてくれるよう神仏に生きた馬を献上する代わりに馬の絵を書いて奉納されるもの。そのなかでも大絵馬は大きいものは畳3枚ほどのものもあり、奉納されたものは神社や寺社にながく大切に保管され、描かれている当時の文化や生活、技術などを読み取ることが出来ます。
先人の思いがこもった、資料としても第一級の映像文化財である大絵馬を全国を訪ね記録しました。

第1回の配本は「稲作の四季」いずれの大絵馬からも、豊年満作、五穀豊穣をいのる農民の願いが読み取れます。高度成長以来の機械化、近代化農業において、見ることの出来なくなった「日本稲作文化の伝統」がそこには描かれています。後世に伝えなければならない、貴重な文化遺産といえます。

芸術の秋、先人の暮らしと願いのこもった大絵馬を鑑賞してみませんか?

全巻パンフレット差し上げます。カラー4Pパンフレット

全巻のご予約はこちら

◎農文協70周年記念刊行 「大絵馬ものがたり」全5巻発刊のお知らせ◎

2009年8月25日 火曜日

神様も一緒に描かれた昔の大絵馬 いま、あらためて問い直す協働の心

絵馬というと、合格祈願の小絵馬や正月の干支絵馬がおなじみですが、本全集に収録した大絵馬は、主に1~3畳もの大きな絵馬です。そこには浸種から田植え、稲刈り、脱穀、精米までの1年の農作業や漁業、酒造、商売、船運、学校、子どもの成長、祭、念仏講、伝説の人びとなどが、幸せを願う庶民の姿が生き生きと詳細に描かれています。大絵馬は当時のその地域の人々の暮らし、技術、文化を伝える一級の民俗図誌であり、美術絵画です。

本全集は、全国津々浦々の社寺を訪ね、江戸から明治、大正、昭和に奉納された大絵馬を撮影し、テーマ別に5巻に分けて集大成しました。さらに、ひとつの場面ごとに描かれた人の表情までがわかるよう。部分アップ図を多用して、奉納した人びとの「こうありたい」という願いや祈りを、わかりやすく綴り、オールカラーで見るだけで楽しい絵巻としました。

大絵馬01

たとえば上図は、福岡県うきは市諏訪神社の農耕図の田植えと田植え後のサナブリの場面です(小さいので見にくいですが、実際の本でははっきり見えます)。バックしながら植える早乙女、畦には肌をあらわにした女性が休み、白い童がカメと遊んでいます。サナブリでは相撲をとる人、樽や子どもを足で持ち上げて回す足芸をする人、上では女性とともに酒宴が開かれ、ドブロクらしき酒に顔を赤くし踊る人、嫌がる女性を誘う人など、実に楽しく描かれています。また、下図はその後の作業の場面です。草取り、稲刈り、打棚による脱穀、摺臼による籾摺り、唐箕による選別など、いまでは知る人も少なくなった作業が描かれています。

大絵馬02

いずれの作業も何人もの結いの共働仕事で、サナブリでは共に喜びを分かち合っています。みえませんが神様もこの中でいて、昔の農作業は地域の絆を強め喜び分かち合う神事でもあったのか、と思うほどです。

農業の近代化の過程で作業の多くが機械化され、結いのような共働作業は少なくなり、地域の絆も薄くなってきました。しかし、集落営農など、これからの農業は、新しい地域の絆が求められています。これからの地域のビジョンつくりに、大絵馬はさまざまな示唆を与えてくれることでしょう。(ひさき)

■刊行予定

第一回配本 第1巻 稲作の四季(20099月発売予定)

以降

第2巻 諸職の技 200911月発売予定)

第3巻 祈りの心20101月頃発売予定)

第4巻 祭日の情景

第5巻 昔話と伝説の人びと

各巻 5,250円 揃い定価 26,250円

■カラー4P内容案内進呈 ご希望の方はメールにてお申し込み下さい。

TIBFたくさんのご来場 ありがとうございました。

2009年7月13日 月曜日

創立70周年記念出展 TIBF(東京国際ブックフェア)が終了いたしました。

お客様

農文協ブースにもたくさんのご来場・ご購入ありがとうございました。

テーマの「街で、村で 農家になろう!」のとおり、「ベランダや家庭菜園

で自家野菜を作っているんです」と言う人が増えてきているのでしょう

か? 野菜づくりの本の棚は若い女性も熱心に立ち読み中…

本を売るイベントでありながら、それだけでは済まさない農文協、

「農」の世界のすばらしさ、「食」の世界のすばらしさをお伝えする二畳間劇場も大盛況!

日本茶 落語deクイズ 茶遊亭彦兵衛師匠

←日本茶クイズ 「日本茶のすべてがわかる本」を読んで君も日本茶通だ!

日本茶インストラクター「茶遊亭彦兵衛」師匠による

落語deクイズは、「お茶」のあれこれをおもしろく学べるものでした。

アフリカ ザンビアの食事

わが協会イチのアフリカ通、

ザンビアの家庭料理を再現。

食べ方も実演してくれました。

世界の食文化「アフカ」

麦わらトンボ子どもにもオトナにも大人気!

麦わらでトンボをつくろう!

童心にかえって麦わらをオリオリ アミアミ

つくってあそぼう「麦わらの絵本」

ご来場のみなさまには「本」のほかに、いいお土産になったでしょうか?

さて、今回会場での売上ベストの発表です!(書店様からも問い合わせがあるのです)

1 自然農薬のつくり方と使い方 農文協/編 定価1470円

2 かんたん!プランター菜園コツのコツ 上岡誉富/著 定価1600円

3 山で暮らす 愉しみと基本の技術 大内正伸/著 定価2730円

4 酵母でつくる焼き菓子レシピ 林 弘子/著 定価1365円

5 うかたま2009年7月15号 特集 玄米食堂 定価780円

本当にたくさんのお買い上げ、ありがとうございます。

お客様より「今だから農文協が必要だ!都市と地域、消費者と生産者を結ぶの

は農文協だ!」とうれしい激励のお言葉もいただきました。70年目の当協会へのエールとして心に留めていきます。

イベントは終わりましたが、大手町の「農業書センター」では、随時、タイムリーな話題の本を紹介中です。こちらも是非いちどのぞいてみてください。